冬の赤目渓谷は氷点下の世界です!
冷え込みが続いています。さてどこに出かけることにするか?北山方面は大雪で出かけるのも大変そうです。台高の明神平への林道もまだ不通の様子、氷瀑の御船の滝とも迷いましたが、遊歩道があって軟弱で安心な赤目渓谷に久しぶりに出かけることにします。
7時出発、京阪奈道は−4℃を示しています。名阪針ICから室生を経て赤目へは9時前の到着です。10台ほどの先着車がすでにありました。隣に駐車した奈良ナンバーのジムニーの小父さんと情報交換しながら渓谷に入ります。この方は先週は御船の滝に出かけられたそうですが、雪深くて、林道歩きが大変だったそうです。
渓谷は一部凍結していますが、アイゼンは不要でした。ところどころ、水しぶきが凍って綺麗です。
冬の宝石!
しぶきの造形
雨降滝も一部ツララ状態になっていますが、迫力は今一歩。もう少し先に見事な大ツララがあるよ、と先行されていたカメラマンから教えていただきました。
遊歩道左手、杉の植林のなかの岩肌に、見事なツララです。青白い光を放っています。
下から仰ぎ見ると、”冬の牙”のイメージです。
見応えのあるツララで、小一時間撮影し、渓谷を後にしました。
初めて赤目に来たのが中学か高校の遠足だったので、もう35年くらい前になります。その頃と変わらない自然の姿に、人間のちっぽけさをあらためて感じました。
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