谷口医院では、年に一度「健康まつり」を開催しています。地域の方々と健康や予防について考える会を持ちたいと願い、今年で16回目を数えました。
今回は11月13日に開催し、約80名もの方がご参加くださり、賑やかで楽しい会となりました。
今年は、健康まつりの翌日が「世界糖尿病デイ」ということもあり、「意外と知らない糖尿病のはなし」というテーマで院長より講演がありました。
近々、今まで甘かった日本の糖尿病のコントロール基準が世界レベルの厳しいものになることや、HbA1cの意味など興味深い内容でした。
(※HbA1c6.5がコントロールの基準になっていましたが、6.1に厳しくなります)
また、当院管理栄養士の宮川先生からは、年に3回開催している「すこやか教室」の活動報告や、院長やスタッフのダイエット奮戦記を交えて、食事と体重コントロールの話がありました。
当院のスタッフが成功したキャベツダイエットの詳細は、医院受付の田和までご相談ください。
久光製薬の栗岡MRより、上手なシップの貼り方を実演していただき、便利グッズも皆さまにプレゼントさせていただきました。
そして今回の健康まつりでは、地域の社会福祉協議会や福祉委員の方の協力を得て「認知症を地域で支える取り組み」について紹介させていただきました。
地域の福祉委員中村様からは、まだ介護保険が始まる前の認知症の方を抱える家族の苦悩や最期まで看とどけた達成感など、体験を通して家族の悲喜こもごも、心あたたまるお話を聞かせていただきました。
現在、増え続ける認知症を地域で支えようという取り組みが全国の自治体で行われています。朱七学区でも、昨年認知症サポーター講座が開かれ、当院のケアマネージャーや認知症対応のデイサービスのスタッフもアドバイザーとして参加させていただきました。
今後も地域の皆さんと一緒に認知症を考える機会を持ち、地域で支え合う一端を当院も担っいきたいと考えています。
盛りだくさんの内容の後、ティータイムではビンゴゲームでさらに盛り上がり、楽しい健康まつりとなりました。地域の皆さま、たくさんのご参加ありがとうございました。