京都の内科 循環器内科、谷口医院

医療法人 啓誠会 谷口医院 内科・循環器内科
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すこやか教室の報告
「腸内細菌を活性化させる食事」

ヨーグルトパワー

発酵食品の優等生。継続的に食べることで、乳酸菌のもち力は生きてくるので、できるかぎり、継続的に食べる習慣をつけることが大切です。
適量は100~150g。目安は、市販のカップ1個程度。自分に合ったものを選ぶのは、まずどれかを選んで1~2週間食べ続けてみましょう。

注目成分
乳酸菌・カルシウム・たんぱく質
主な原料
牛乳
利用されている微生物
乳酸菌

バナナパワー

バナナに含まれるファイトケミカルは、免疫細胞を活性化させ、数を増やします。特に、熟したバナナほど効果は大きいです。

バナナパワー

整腸作用
バランスが良く食物繊維が豊富。 水溶性の食物繊維は、水に溶けるとゲル状になり、便を軟らかく出やすい状態にします。 余分な脂質を吸着して便と一緒に排出させ、コレステロール値や血糖を安定させます。
不溶性食物繊維は、水分を多く吸収して便の硬さを増し、大腸に適度な刺激を与えることで便意を促す効果を高めます。
抗酸化作用
抗酸化作用の高いポリフェノールは、皮をむいたときに出てくる白い≪筋≫に多く含まれます。取らずに食べてください!
血液内に悪玉コレステロールがたまるのを防ぎ、血流を改善する働きがあります。
デトックス効果
生命活動に重要なミネラルである、カリウム、マグネシウムは、果物全体に多く含まれています。なかでも、バナナの含有率は、かなり高いです。過剰に摂取した塩分を体外に排出するデットクス効果もあります。
代謝促進作用・冷え性改善・疲労解消
バナナに多様に含まれる糖質は、強力なエネルギー源となり新陳代謝をあげてくれる為、体温も上昇。特に、ビタミンB群が糖質を分解してくれるから、効率よくエネルギーを生み出してくれます。

きのこパワー

きのこは、低カロリーでミネラルやビタミン、食物繊維が豊富です。
ビタミンDが豊富
脂溶性ビタミンなので、油と一緒にとると吸収率がアップ。筋肉を元気に働く筋肉にします。
肥大した脂肪細胞を監視する役割があり、正常な脂肪細胞へ。また、カルシウムの吸収を助けます。肥満細胞、ガン予防、骨粗鬆症予防効果があります。
食物繊維が豊富
不溶性食物繊維が多く、歯ごたえの元になり、噛む回数を増やして早食いを防ぎます。胃での滞在時間も長いため、満腹感を得やすく、過食予防にもなります。便を柔らかくしてかさを増し、便秘を防ぐ効果もあります。
※きのこは、くせがないので、「炊き込みごはん」「スープ」「グラタン」「ピザ」「炒め物」「煮物」「和えも」などどんな料理にでも活用できます。

しいたけ
筋肉、骨を丈夫にするビタミンDが豊富。抗ウイルス性物質や脳の老化予防効果も。紫外線を浴びたしいたけはビタミンDが増える為、料理には干しシイタケを是非活用しましょう。
まつたけ
秋の味覚の王様。あの香りには、食欲増進、消化酵素の分泌を促す作用と同時に、がん予防に効果があるといわれています。他のきのこに比べると、食物繊維や鉄分を多く含んでいます。
エリンギ
歯触りの良さが特徴。食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に効果的。カリウムやビタミンB2も豊富。高血圧の予防や、がん発生に関わる活性酵素の働きを抑えるといわれています。
まいたけ
βグルカンを豊富に含み、免疫機能を回復させ、がん細胞の増殖を抑える働きがあります。まいたけは、この効力が群を抜いて強く、食物繊維と同じように腸をきれいにする効果があるため、大腸がんの予防に役立ちます。ビタミンDも豊富に含み、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にします。
えのきたけ
ギャバを豊富に含み、神経の興奮を鎮め腎臓や肝臓の働きを活発にする働きがあります。血圧や神経の安定に役立ちます。疲労回復に効果のあるビタミンB1の含有量は、きのこ類の中でもトップクラスです。
しめじ
ビタミンDや代謝に役立つビタミンB1,B2、ナイアシンなどを含んでいます。不足しがちな必須アミノ酸、リジンが多く含まれています。

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[発信日:2015-11-06]
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