京都の内科 循環器内科、谷口医院

医療法人 啓誠会 谷口医院 内科・循環器内科
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すこやか健康教室「麹の力」
のご報告

管理栄養士から食事に関する解説

3月8日(火)に春のすこやか教室を開催しました。今回のテーマは「麹の力〜旨みと美肌!〜」。
旨みと美肌効果のある麹を使ったお料理の紹介をしました。今回は調理教室バージョンで、皆さんの目の前で簡単調理の実演をしました。
ご紹介したのは、塩麹に1日漬け込むだけでアツアツご飯にのせて美味しい「卵黄塩麹漬け」塩辛のような珍味でクセになる美味しさです。


塩麹を使った料理メニュー

水切りヨーグルトと塩麹を合わせて作ったドレッシングあえのサラダも、アボガドとプチトマトに良く合って、とても美味しかったです。
そして、試食の中で1番人気だったのが塩麹をかけて電子レンジでチンするだけの蒸し野菜。
レンコンやニンジン、カボチャなどが塩麹の風味でとっても美味しくなりました。冷蔵庫の残り野菜がご馳走になります!是非お試しください。
すこやか教室で実演したのは、あえるだけ、漬け込むだけ、電子レンジでチンするだけの超簡単料理。
今回は欲張ってデザートにもう1品、米麹と牛乳を1日漬け込んだだけの自然の甘さのドリンクをお出ししました。

簡単!塩麹の作り方

塩麹いろいろ

「麹」は、腸内環境が整い、疲労回復や免疫力アップ効果がありますが、万能調味料として魚や肉の旨みをアップさせる効果もあります。
日本人が昔から慣れ親しんできた「麹」をもっと食に取り入れてはいかがでしょうか。

【材料】1人分
米麹(乾燥)300g、天然塩60g、水2カップ(約400ml)
作り方
① 麹と塩を合わせ、水も加えてさらに混ぜ合せて保蔵容器にいれる。
② 発酵してガスが出るので、ふたは緩めに閉めて常温におく。
③ 2~3日に1回混ぜ合わせて、1週間~10日間で出来上がり。
ポイント!!
麹の甘い香りがし、見た目はおかゆのようにふくら、色味も少し黄味が帯びた状態であることを確認する。
食べてみて、麹の芯がなくなってやわらかくなり、まろやかな塩気でほんのり甘みも出ていたら出来上がり。
寝かせる期間の目安:
春・秋/7~10日間
夏/5~7日間
冬/10~14日間
保存方法・賞味期限
保存容器のふたを閉め、必ず冷蔵庫で保存。賞味期限目安は、2か月くらい。
熟成時に二酸化炭素が発生するので、保存容器は大きめのサイズがおすすめ。
完成した後も、水と麹が分離するので、清潔なゴムべらまたはスプーンで、ときどきかき混ぜるとさらにおいしくなる。
小分けして冷凍での長期保存も可能。

たっぷり野菜蒸し

たっぷり野菜蒸し
【材料】2人分
ブロッコリー4房、カリフラワー4房、しめじ1/3パック、 れんこん2cm長、かぼちゃ2cm厚、ウインナー2本、塩麹小さじ2
作り方
① 野菜は食べやすい大きさに切り、耐熱皿(スチームケースやタッパーなど)にいれる。
② 塩麹を全体にまわしかけ、レンジで加熱すれば出来上がり。
ポイント!!
加熱時間は、7~10分。使用する食材・電子レンジによって調節する

塩麹ミルク

【材料】1人分
牛乳(豆乳でも)150cc、塩麹小さじ1/2、砂糖(お好みで)3〜5g
作り方
① カップに、牛乳、砂糖、塩麹を入れる。
② 電子レンジ600Wで1分加熱する。

アボガド&トマトと水切りヨーグルトの塩麹和え

【材料】2人分
アボガド1個、プチトマト10個、水切りヨーグルト大さじ2、塩麹小さじ1
作り方
① アボガドは、食べやすい大きさプチトマトよりくらいの大きさに切っておく。
② 塩麹と水切りヨーグルト、プチトマトとアボガドを和えれば完成。
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[発信日:2016-03-30]
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