日本人の死亡原因の第1位である「がん」。その発生原因は、食生活の乱れや喫煙などで約70~80%に達します。
わが国の人口動態統計によると、緑茶生産地である静岡県は、がん標準化死亡比が男女とも全国値と比較して著しく低いことが確認されています。
静岡県の中でも緑茶生産地である中川根町では、胃がんを発症する男性の割合が全国平均の約5分の1という調査結果が得られています。
なぜ緑茶ががん予防効果をもたらすか?
カテキンの活性酸素消去作用、抗突然変異抑制作用などが関与していると考えられていますが、詳しい解明はされていません。今後の研究に期待しましょう。